なんてことない毎日だけど

平凡な主婦のなんて事ない毎日を、気ままに綴っていけたらと思います。

笑顔の素

昨日の長女の弁当は、パン。

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そして今日は、ごはん。(^-^)

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食べる時は

会社のレンジで温めるみたいです。

 

 

長く続いた長女の弁当作りも

あと少しかと思うと

嬉しいような寂しいような。(笑)

 

結婚後は、婚約者の転勤先で暮らす事が決まっているので

大学を卒業して以来ずっと勤めてた会社を

退職します。

 

娘もずいぶん悩んで決めたようです。

 

幾つもの試験を受け、資格を取り

仕事を任せて頂けるようになっていましたし

何より、職場の皆さんとの間で築いてきた

信頼関係もありますから…。

 

そりゃあ無理もないと思います。

 

 

今でもよく覚えてるんですけどね。

 

娘が入社1年目に配属された支店は

社内でトップクラスの業績をあげていて

 

だからこそ日々の業務に、非常に厳しい姿勢で向きあう方々が集まっておられ

娘に対し、優しくご指導下さる先輩方がいらっしゃる反面

まだ右も左も分からず、役に立たない新人に

苛立たれる先輩もいらして…

 

まぁそんなのは、何処の会社にもある事なのでしょうが

社会を知らない娘にとっては

とてもつらく、苦しい時期がありました。

 

よく食べよく笑うのだけが

取り柄みたいな子なんですけどww

 

毎晩楽しみにしてる夕食もろくにとれず

明るい笑顔さえ失ってしまった時は

さすがに私も

これ以上は無理させられない…と。

 

とにかく、カラダかココロか

壊れてしまうのじゃないかと

それだけが心配でならなかったです。

 

それでも

どんなに前日泣いたとしても

どんなに出社するのがキツくても

朝が来れば、やっぱり娘は出て行くんです。

 

そんな娘を送り出してから帰宅するまでの間

ずっと、娘の事が頭から離れず

気が気じゃない毎日が続きました。

 

母親の私がしてやれるのは、娘が

『どうか笑顔で帰ってこられますように』

そう願いながら弁当を作る事くらいで…。

 

そんな日々が、1年も続いたでしょうか?

 

少しずつ仕事を覚え、それに伴って

やはり少しずつですが

自信を持てるようにもなり

また、何より

ただ頑張るしかない娘を見守って下さっていた方たちの

お気持ちに救われた事で

 

気がつけば、なんとか乗り越えてました。

 

今じゃ、そんな頃が嘘みたいに

笑顔で帰宅し、食欲旺盛です。(^-^)

 

本当に・・・

上司、先輩、同僚の皆さんが支えて下さらなかったら

間違いなく、娘は潰れてました。

 

毎晩、娘はケタケタ笑いながら

職場での話をしてくれるんですけどね。

 

私はその度

娘がこんなにも温かい方々に恵まれた事

心から有り難いって思うんです。

 

 

面倒だとか大変だとか

全然思わなかったと言えば嘘になるww

長年の弁当作りでしたが

娘がよくこんな事言うんです。

 

「ママのお弁当はテンション上がるわ」

って。σ(^_^;)

 

単に、お腹が空いてるだけなんでしょうけどw

ほんの少しでも、こんな弁当が

あの子の笑顔の素になれてたのなら

作り続けてきた甲斐があったな〜ナンテ

思うんですよね。(*´∇`*)